玉石混交なポスティングにおいて、オフライン広告を成功させるために必要不可欠なパートナー
同社は、戦略的集客のセールスプロモーションを専門として2013年創業。クライアントとコンシューマーの懸け橋となり、多くの人に新しい価値を感じてもらえる満足とワクワクを届けることをミッションとしている。
そんな同社が、株式会社ラインとパートナーとして取り組み始めたのは2013年11月。ラインの強みである全国の配布ネットワークと専門ノウハウを活用し、数々の大きな成果を上げている同社の取り組みについて、代表取締役の梶原隆司氏に話を聞いた。
会社概要
- 会社名 株式会社フィーオ・ブレイン
- 設立 2013年 11月
情報処理能力、コミュニケーション、スピードのすべてにおいて高水準なサービス提供
─────── ライン社を選んだきっかけを教えて下さい。
梶原隆司氏(以下、梶原氏):長くこの業界にいますが、ポスティング会社の営業担当は、聞いたことにしか答えてもらえないことが多く、こちらから積極的にコミュニケーションを取らないと知りたいことが教えてもらえないことがよくありました。
ライン社の営業担当の方は情報の処理能力が高く、1つのことを伝えたら5〜6以上のことを理解してもらえたり、質問の回答だけでなく「もっとこうした方が良い」などの提案が入るので、話が早く、ストレスなく仕事を進めることができます。
また、レスが早いことも重視していました。以前は、営業担当の方に連絡しても2日間返信がないまま放置されるということがあったのですが、いまではすぐに反応してくださるので、通常業務のやり取りがスムーズになっただけではなく、クレームなどの緊急時の対応でも安心できます。
誰と何をするかが事業の成功にとって重要
─────── そう思うのようになった背景などありますか?
梶原氏:正直言うと、情報の処理能力が低い人と仕事をすると100%失敗すると経験上知っていたからです。
広告業界では、営業担当の頭のなかにだけ経験が蓄積されていることが多く、営業担当が変わったと同時にこれまで会話してきた内容がリセットされ、過去の成功施策やノウハウが蓄積されないことが多々ありました。
その点ライン社は、ノウハウや事例を営業担当によって属人化させず、しっかりと社内で蓄積・共有されているので、一緒に仕事を進めるパートナーとしてとても信頼できます。
ポスティングにおけるパートナーの選び方
─────── ポスティングで成功するには、どのようにパートナーを選ぶのが良いでしょうか。
梶原氏:聞かれたことに答えるだけでなく、上流のプランニングが柔軟できる会社を選ぶことがとても重要だと思います。
ポスティング業界は、ほとんどの営業担当は変化球に弱いです。例えば、このエリア、この部数、この用紙など、詳細まで言わないと御見積が出ないことが多々あります。
これだと、オンラインで発注するのと同じであり、パートナーとしての介在価値については疑問に思います。レシピが明確になくとも、材料だけ渡して「あとは美味しく調理して」といったお願いができると手離れが良くて助かります。
細かい指示を出すと手間ひまが大きくなりますが、手離れが良いと自分がやらなくて良い領域を広げることができます。その分だけ対応できる案件量を増やすことができます。ライン社は、業者ではなく社内の仲間の一員という感覚で一緒にビジネスができることが嬉しいです。
実績が豊富にある代理店だからこそ成功するクリエティブを提案できる
─────── 指示待ちではなく積極的な提案や主体性を評価いただいたのですね。その他、他社との違いを感じる部分はございますか。
梶原氏:プランニングの過程でポスティングに特化したクリエティブを提案してくれることも魅力でした。
集客目的か、または見た目のインパクトを重視するのか、ポスティングの目的によってデザイナーの専門性が別れます。仮に集客目的であれば、市場調査、競合分析、ターゲット設定、差別化メッセージなどのマーケティング知識が必要になります。
以前、ホームページ制作を担当するデザイナーにチラシのデザイン任せると、ひどいことになったこともありました。それくらい、デザイナーの専門性は重要です。
ライン社は、ポスティングにおけるクリエイティブが強く、良いデザインを提案してくれるのは他社にはない強みだと思います。
あとがき
これまでにない費用対効果が期待できるポスティング戦略を提供する同社。オフライン広告で大切なことは、「何を届けるか」よりも「誰に届けるか」である。
的確なターゲティングを強みにビジネスを加速させていくフィーオ・ブレイン社の取り組みは、オフライン広告のパートナーを選定するうえで、とても参考になる事例である。