DM(ダイレクトメール)の効果を高める方法|反響率の目安や効果測定の方法を解説
DMは、アナログの宣伝方法としておすすめです。インターネットの利用者が増えたことによって、WEB広告が注目されていますすが、DMも活用するメリットは数多くあります。
ただし、DMを活用する場合のデメリットや効果を高める方法を理解していなければ、正しい効果を得られない可能性もあります。
今回は、DMを活用するメリットとデメリットや、開封率・反響率の目安、効果を高める方法などを解説します。この記事を参考にすることで、DMを正しく活用でき、期待する効果を得られる可能性を高められます。
目次
DM(ダイレクトメール)を活用するメリット
DMを活用するメリットとしては、以下3つが挙げられます。
- 直接視覚的に訴求できる
- WEB上で届けられない顧客へ訴求できる
- 効果測定がしやすい
ターゲットへの訴求でDMを活用しようか迷っている場合は、メリットを理解した上で活用すべきかを判断しましょう。
直接視覚的に訴求できる
DMを活用するメリットは、情報を直接視覚的に訴求できることです。DMは、ターゲット情報に基づいて適切な内容を直接届けられるため、開封率や反響率を高めやすいです。さらに、DM自体が形として残るため、1度忘れられたとしても思い出してもらいやすくなります。
また、視覚的にアピールしやすいことから、写真やデザインを工夫することでブランディングにも繋げやすくなります。どのようなイメージを訴求したいのかを明確にした上でDMを活用すれば、高い効果を期待できます。
WEB上で届けられない顧客へ訴求できる
WEB上では届けられないターゲットに対して訴求できるのも、DMを活用するメリットです。特に、普段からインターネットを利用しておらず、WEB広告を目にする機会が少ない高齢者層が挙げられます。
WEB広告のみを活用している場合には、DMも取り入れることで、様々な層のターゲットを獲得しやすくなります。
効果測定がしやすい
DMを活用するメリットは、効果測定がしやすいこともあげられます。DMは、誰にどんなDMを送ったのかを正確に把握できます。DMを送付した後の反響率や行動傾向、リピート率などを分析することで、より最適な方法でDMを送付できます。
さらに、正確なデータが収集できれば、マーケティングにも活用できます。DM送付後の効果測定のしやすさだけがメリットではなく、得られた情報を様々な施策にも生かせるのが大きなメリットです。
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DM(ダイレクトメール)を活用するデメリット
DMを活用するデメリットとしては、以下3つが挙げられます。
- 送付先の情報が必要
- 開封されなければ訴求できない
- 作成に時間や手間がかかる
DMを活用する際には、デメリットも理解しておくことが大切です。デメリットを理解していなければ、期待していた効果が出ない場合に正しい対策ができない恐れがあります。
送付先の情報が必要
DMを活用するデメリットは、送付先の情報が必要となることです。直接ターゲットに訴求できるのがメリットである一方、送付先の情報がなければ送付ができません。DMの送付には、以下のような情報が必要となります。
- 氏名
- 年齢
- 性別
- 住所
- メールアドレス
- 電話番号
DMを送付するだけなら、氏名や住所だけで問題ありません。ただし、より多くの情報があった方が効果的な訴求がしやすいです。
また、収集した個人情報の管理にも注意しなければいけません。個人情報が漏洩すると、企業としての信頼を失う可能性が高いため注意しましょう。
開封されなければ訴求できない
DMを活用するデメリットは、開封されなければ訴求ができない点です。DMの内容に時間をかけたとしても、開封されなければ中身を見てもらえません。
DMの開封率を上げるためには、割引やクーポンを付けることのがおすすめです。また、興味を引くデザインやキャッチコピーを考えることも重要です。ターゲットがDMを開封するメリットを開封前に伝えることで、開封率を高め、DMの効果を得やすくなります。
作成に時間や手間がかかる
DMは、作成に時間や手間がかかるのもデメリットの1つです。送付先の情報を集めるだけでなく、情報に基づいて原稿の作成や送付方法などを決めなければいけません。DMを活用する際には、最短でも1ヵ月以上の時間がかかることを理解しておきましょう。
また、印刷費用や郵送料なども含めるとWEB広告よりも割高になる可能性があります。DMを活用する際には、他の宣伝方法と費用対効果を比較しながら活用すべきかどうかを検討しましょう。
DM(ダイレクトメール)の開封率の目安
DMを効果的に活用するためには、開封率の目安を理解しておくことが大切です。DMの開封率の目安は、以下のグラフを参考にしてください。
DM送付後の全体の開封率は、67.6%※と半数以上が開封しています。宛先別の内訳を確認すると、自分宛の場合は79.5%※が開封しているのに対し、宛名なしの場合には37.3%※と半数以下の開封率となっています。
以上のことから、DMの開封率を上げるためには、可能な限り宛名を記載した状態で送付するのがおすすめとなります。
※あくまで目安で、業種や実施方法等により開封率は異なります。
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DM(ダイレクトメール)の反響率の目安
DMの効果を高めるためには、開封率を上げた状態で反響率を上げることが大切です。DMの反響率の目安は、以下の表を参考にしてください。
DMを受け取ってから反応した割合は、全体の21.0%となっています。具体的にどんな行動を取ったのかに関しては「ネットで調べた」が8.0%であり「購入・利用した」が3.4%となっています。
DMを受け取ったことにより、購入や利用に繋がる可能性も3%程度あることを理解した上で、実際にDMを活用する際の目安にしておきましょう。
※あくまで目安で、業種や実施方法等により反響率は異なります。
DM(ダイレクトメール)の効果を高める方法
DMの効果を高める方法としては、以下5つが挙げられます。
- 目的やターゲットを明確化する
- デザインやイラストで興味を引く
- 割引やクーポンなどの特典を付ける
- 複数の広告と併用する
- DMの制作会社へ依頼する
DMの効果を高めるためには、ターゲットを明確にした上で適切な対策を行うことが大切です。また、自社以外に外部へ依頼する方法もおすすめのため、利用を検討してみましょう。
目的やターゲットを明確化する
DMの効果を高めるためには、目的やターゲットを明確化することが大切です。目的やターゲットが明確になっていなければ、様々な層のターゲットへ送付してしまい、どのターゲットからも思うような効果を得られない恐れがあります。
具体的には、ターゲットの年齢層や地域を明確化した上で、どんな行動を取って欲しいのかを考えましょう。目的やターゲットを明確化しておくことで、DMの効果も高められる可能性が高いです。
デザインやイラストで興味を引く
DMを活用する際には、デザインやイラストで興味を引くことで効果を高めやすくなります。デザインやイラストは、ターゲットがDMを受け取った際に最初に目を引く重要なポイントです。
デザインやイラストで興味を引けなければ、開封されても最後まで読む前に捨てられてしまう可能性があります。DMの場合には、開封してもらわなければ中身を見てもらえないケースが多いため、DMの外側にインパクトのある内容を記載することを意識しましょう。
割引やクーポンなどの特典を付ける
DMの効果を高めるためには、割引やクーポンなどの特典をつけましょう。DMの開封率には、特典が大きく関わります。特典が付いているだけで「とりあえず開封してみよう」と感じてもらいやすくなります。
また「特典と引き換えで得られるプレゼント」もおすすめです。来店を条件に入れることによって、開封率だけでなく、反響率の向上にも繋げやすくなります。
複数の広告と併用する
DMを活用する際には、複数の広告と併用することで効果を高めやすくなります。特に、WEB広告との併用がおすすめです。複数の広告を活用することによって、1つだけでは訴求できないターゲットに対して情報を訴求できます。
DMの制作会社へ依頼する
DMの効果を高めるためには、DMの制作会社へ依頼するのもおすすめです。DMの制作会社では、DM自体を制作してくれるだけでなく、配布や配布後の効果測定を行ってくれることもあります。
自社にノウハウがない場合には、効果的なDMによる訴求ができないこともあります。DMの制作会社に依頼すれば、過去のデータやノウハウをもとに効率的な訴求がしやすくなる可能性があります。
DMの制作会社を利用しようと考えている場合は、株式会社ラインにお気軽にご相談ください。訴求したい内容や地域状況なども考慮した上で、効果的な戦略をご提案いたします。
DM(ダイレクトメール)の効果測定方法
DMの効果測定方法としては、以下3つが挙げられます。
- アンケートで測定する
- 利用者に番号を割り振る
- QRコードを活用する
DMの効果測定をする際には、正確なデータを効率的に収集することが大切です。効果測定は重要ですが、時間をかけすぎると、他の業務が滞る恐れがあるため注意しましょう。
アンケートで測定する
DMの効果測定を行う際には、アンケートを活用しましょう。反応があったターゲットにアンケートに回答してもらうことで、より細かい情報の収集が可能です。過去のデータだけでなく、収集した情報から新たな情報の獲得にも繋がるため、次回以降のDMや商品開発にも役立てられます。
利用者に番号を割り振る
利用者に番号を割り振るのも、効果測定方法の1つです。それぞれのDMに利用者番号を割り振っておき、問い合わせや購入の際に利用者番号を共有してもらいましょう。利用者番号を種類ごとに分けておくことで、後からでも細かい情報を確認しやすくなります。
QRコードを活用する
DMの効果測定では、QRコードの活用もおすすめです。ターゲットは、手間がかかる行為はしたくないと考えることが多いため、QRコードを読み取るだけにすれば、双方に負担のない形で効果測定が可能です。
「DMに記載されているQRコードから申し込みや購入を行うことで特典を受けられる」という条件にすれば、QRコードを積極的に活用してもらいやすくなります。
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エリアのご提案から配布のご手配はもちろん、過去の実績を生かしたチラシの制作や印刷、配布後のレポート管理や結果分析まで、すべての業務をお任せいただけます。
DM(ダイレクトメール)の効果を高めて集客に繋げよう
DMを効果的に活用できれば、新たな層のターゲットの集客に繋げられます。DMの効果を高めるためには、効果測定が重要です。
DMのメリットでもある効果測定のしやすさを生かしつつ、正しく効果測定を行いましょう。正しい効果測定を行い、改善や改良を繰り返すことでDMの効果を高めることができ、売り上げにも繋げられます。
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この記事を書いた人
ライン編集部
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