病院でチラシ広告は有効?病院やクリニックの広告規制や注意点を解説

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病院やクリニックの集客において、チラシ広告での集客は効果的です。しかし、医療法の改正にともない、病院やクリニックの広告の規制が従来よりも厳しくなっているため、チラシ集客をする場合は注意が必要です。

本記事では、広告規制の具体的な内容から注意点について詳しくご紹介します。また、規制を守りつつ効果的な集客が可能なチラシ広告のコツなど一緒にご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

病院でチラシ広告は有効?

チラシ集客は特定の地域に向けた発信ができるため、病院やクリニックの集客に効果的です。

チラシには、病院の所在地、診療科目、診療時間、料金など、必要な情報をわかりやすく掲載することができます。さらに、チラシには、病院の特徴や強みなどをアピールすることもできるため、効果的に活用することで、病院の集客力を向上させることも可能です。

チラシの配布は、新聞折込やポスティングで配布することが多いです。徒歩や自転車で通える距離に配布範囲を設定することで、かかりつけ医を探している利用者へ効率的にアプローチできます。

また、ポスティングの費用は、1枚あたり2円〜程度※です。比較的低コストで多くの人に情報を届けることができるため、費用対効果が高いチラシ集客方法の一つです。

※配布条件によって費用は異なります。

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療広告ガイドラインとは?

病院やクリニックでチラシ集客を行う場合は「医療広告ガイドライン」の内容を理解しておきましょう。医療広告ガイドラインとは、在籍する医師の資格や診療内容などを正しく伝え、適切な医療機関を選択できるようにするための基準のことです。

医療広告ガイドラインには、嘘の内容が含まれている「虚偽広告」や誤解を与えてしまう「膨大広告」など、広告を作成する際の禁止事項が明記されています。

そのため、チラシを作成する際は、掲載する内容が医療広告ガイドラインに違反していないかを確認しながら作成しましょう。

もし医療広告ガイドラインに違反し悪質と見做された場合、6ヶ月以下の懲役、30万円以下の罰金などの罰則を受ける可能性があります。

医療広告ガイドラインはこちらからご確認ください。また、定期的に改定されているため、併せて厚生労働省のホームページもチェックしておきましょう。

医療広告の定義

前述で医療広告ガイドラインについて紹介しましたが、医療広告ガイドラインは「医療広告」に対して適用されるものとなります。医療広告の定義は以下の2つがあります。

  1. 患者の受診等を誘引する意図があること(誘引性)
  2. 医業若しくは歯科医業を提供する者の氏名若しくは名称又は病院若しくは診療所の名称が特定可能であること(特定性)

引用:医療広告ガイドライン|厚生労働省

当然ながら、集客を目的とするチラシは「医療広告」であるため、医療広告ガイドラインに遵守して作成する必要があります。またチラシ以外にも、看板やWEBサイト、新聞広告なども医療広告の対象となるため、その他の手法で集客を検討している場合も注意が必要です。

病院やクリニックのチラシ広告でのNG表現

この章では、病院やクリニックのチラシ広告の具体的なNG表現をご紹介します。

  • 虚偽広告 
  • 比較優良広告 
  • 誇大広告 
  • 公序良俗違反広告 
  • 広告可能事項以外の広告
  • 治療等の内容・ 効果の体験談 
  • 誤認させるおそれのあるビフォー アフター写真等 
  • 品位を損ねる広告
  • その他の法令やガイドラインで禁止される内容の広告

医療機関がチラシ、ポスター、インターネット広告などを作成する際は必ず遵守しなければならない内容のため、この章でNG表現に関して理解を深めておきましょう。

虚偽広告

誤った情報を与える広告のことを虚偽広告といいます。例えば「確実に成功する手術」や「100%の満足度」など、データの根拠となる具体的な調査方法などを明確にせず、データの結果と捉えられるものを示すことは「虚偽広告」として扱われます。 

データの結果と捉えられる事柄については、必ず調査方法などを明確にして正しい結果を記載しましょう。

比較優良広告

「比較優良広告」とは、他の病院やクリニックよりも自院は優れているということを主張する広告のことです。

例えば、「〇〇病院よりも」という表現や、「著名人の〇〇が利用している」などは比較優良広告とされます。このような比較優良広告は誤認を与えるおそれがあり、患者等を不当に勧誘するおそれがあるため禁止されています。

誇大広告

必ずしも虚偽ではないが事実を不当に誇張して表現していたり、誤った認識をさせる広告は、医療に関する広告として認められないものとされています。

例えば「美容整形の〇〇手術が〇〇円」なども注意が必要です。もし、条件付きの金額の場合、小さな文字の注釈があっても見落としてしまう可能性があります。

公序良俗違反広告

わいせつな画像や残虐な図画、映像または差別と捉えられる表現などを使用した広告は、公序良俗に反しているため禁止されており、医療広告としては認められていません。

広告可能事項以外の広告

広告可能事項には、医療法に基づいて以下のような内容があります。※

  • 医師又は歯科医師である旨
  • 診療科名
  • 病院又は診療所の名称や連絡先、管理者の氏名
  • 診療日や診療時間
  • 入院設備の有無、病床や医師・スタッフ数、施設又は医師・スタッフに関する事項
  • 医師やスタッフの紹介(氏名、年齢、略歴など)
  • 運営方針(医療相談の措置や管理体制など)

※広告可能事項の詳細は「医療広告ガイドライン」にてご確認ください。

広告可能事項以外の広告とは、上記項目以外の内容となります。

例えば「専門外来」や「死亡率」「術後生存率」などの表記には注意が必要です。専門外来は保険診療や健康診査などの治療(糖尿病、花粉症)には使用できますが、保険診療ができない美容医療には使えません。

また、死亡率や術後生存率は、対象となった患者の状況による影響も大きいため、適切な選択ができる情報と見なされません。

細かいワードであったとしても、解釈次第で広告の表現に適していないと見なされる場合があるため、慎重な言葉選びが重要となります。

治療等の内容・ 効果の体験談

治療等の内容・効果の実際の体験談については、人により所感は異なります。そのため、誤認を与える恐れがあるとされ表記を禁止されています。

ただし、個人が運営するブログやSNS、口コミサイトの口コミを掲載することは可能です。口コミを掲載する場合、医療機関が広告料や費用負担などをして、患者の体験談を掲載するよう依頼した場合は、広告に該当する場合があるため注意しましょう。

誤認させるおそれのあるビフォーアフター写真等 

術前または術後の写真や、イラストのみで説明が不十分なビフォーアフターの表現は禁止されています。治療による経過や結果は人により異なるため、誤認を与えるとされています。

ただし、ビフォーアフターの写真に通常必要とされる治療内容、費用等に関する事項や、治療のリスク、副作用などに関する情報を正しく伝える場合はNGではありません。

品位を損ねる広告 

品位を損ねる広告の特徴には、具体的に以下が挙げられます。

  • 費用を協調している
  • 医療内容とは関係のない誘引をしている

「〇〇治療し放題プラン」 「今なら〇〇円で施術可能!」など過度に費用を強調するのは病院の広告には適していません。また「〇〇までに来院された方には〇〇をプレゼント」のように、医療内容とは直接関係のないもので集客を行うことも禁止されています。

その他の法令やガイドラインで禁止される内容の広告

医療広告ガイドライン以外にも、広告の表現を規制している法律やガイドラインは多くあります。病院やクリニックの広告表記に影響がありそうな法律やガイドラインは以下の通りです。

  • 医薬品医療機器等法
  • 健康増進法
  • 景表法
  • 不正競争防止法

さまざまな法律やガイドラインを理解し、定められているルールの中で正しくチラシを作成しましょう。

病院やクリニックのチラシ広告を使った集客のコツ

病院やクリニックがチラシ広告で集客するコツについてご紹介します。具体的なコツについては以下の通りです。

  • ターゲットを明確化する
  • 他の病院やクリニックに無い強みを生かす
  • 各地域に絞って集客する

この3つのコツを取り入れることで、規制の厳しい病院やクリニックのチラシ広告でも、効果的な集客をすることができるでしょう。

ターゲットを明確化する

まずは、病院やクリニックの特徴を把握し、集客したいターゲットを明確化させましょう。ターゲットを明確にすることで、ターゲットに合わせて適切にチラシ配布ができるため、より反響率の高い集客が可能になります。

例えば、小児科の場合、ターゲットはファミリー層になるため、ファミリーが多いエリアや住宅、マンションに絞ってチラシ配布を行うと高い効果が期待できます。

他の病院やクリニックに無い強みを生かす

多くのクリニックが存在している中で自院を選んでもらうためには、他院との差別化を図ることが重要です。患者はクリニックを選ぶ際、ある程度比較検討をされる方が多いです。

そのため、他院のコンセプトや特徴をリサーチするのはもちろん、自院の強みや個性を探り、チラシやホームページなどで積極的にアピールすることで高い集客効果を得やすくなります。

ただし、上記でも説明したとおり、比較優良広告にはならないよう注意が必要です。

各地域に絞って集客する

新規患者獲得も重要ですが、リピート率(再診率・再初診率)を高めることにも意識を向けましょう。リピート率を高めることで、経営の安定に繋がります。

リピート率を高めるには、病院やクリニックから通いやすい各地域に絞って集中的に集客をするとよいでしょう。また、リピーターが増加すると「口コミが広がりやすくなる」といったメリットも見込めます。

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病院やクリニックのチラシ広告では医療広告ガイドラインを理解しておく

病院やクリニックのチラシ広告では、医療広告ガイドラインによるさまざまな規制があり、より細かい注意が必要です。

今回ご紹介した注意点やコツを理解することで、医療広告ガイドラインを守りつつ効果的な集客を実現することが可能になります。ぜひ、今回の記事を参考にチラシ広告での集客を取り入れてみてください。

チラシ広告やポスティングでの集客をお考えであれば、ぜひ株式会社ラインにご相談ください。株式会社ラインでは、医療広告ガイドガイドラインを遵守したチラシ作成に対応しておりいます。また、チラシ作成からポスティングまで一連でお任せいただけますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

ライン編集部

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