エステサロンチラシの作り方|集客のためのおしゃれなデザインテンプレートや注意点も解説
エステサロンの集客としてチラシ配布を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。チラシは、エステサロンの周辺に住む方に情報を届けられるため、集客方法の一つとして効果が期待できます。
本記事では、エステサロンの集客効果を高めるチラシの作り方について、詳しく解説していきます。またチラシ作成にあたり、エステサロンならではの注意点も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
\チラシデザインを作成したいとお考えの方は/
「チラシデザインを作成したいけど、何から始めれば良いか分からない」という方は、ぜひ株式会社ラインにご相談ください。
エステサロンの集客でチラシが活用できる理由
エステサロンの集客でチラシが活用できる理由は、主に2つあります。
- エリアを絞って集客ができる
- インパクトのある訴求ができる
エステサロンは店舗に来店してもらえなければ、集客をする意味がありません。そのため、エステサロンから通いやすい地域に住む方をターゲットに、チラシを配布することで、より高い効果が期待できます。また、施術に満足してもらえるとリピートしてもらえる可能性も高まります。
さらにエステサロンの集客では、施術の効果や店内の雰囲気などを訴求するために、写真が重要になります。そのため、スマホやパソコンの限られたサイズでしか表示できないネット広告に比べ、チラシなら用紙の大きさを活かしたインパクトのある訴求が可能です。
エステサロンチラシの作り方のポイント
集客力の高いエステサロンのチラシを作成するためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。具体的なポイントは、以下の4点です。
- ターゲットを明確にする
- 自社ならではの強みを訴求する
- 割引やクーポンなどを付ける
- 見やすくわかりやすいデザインにする
- インパクトのあるキャッチコピーを考える
このポイントはチラシ作りにおいて重要なポイントになるため、理解した上でチラシ作成に着手しましょう。
ターゲットを明確にする
チラシを誰に向けて作成するのか、ターゲットを明確にする必要があります。
ターゲットが明確になっていない場合、誰に何を伝えたいのかが分からないチラシになってしまいます。そのようなチラシを作ってしまうとチラシを読んでもらえず、期待する集客効果が得られないい可能性があります。
まずは、下記の項目をもとにターゲットを設定していきましょう。
- 性別
- 年齢層
- 職業
- ライフスタイル
- 解決したい悩み
チラシを作成する際にターゲットを絞ることで、チラシに掲載すべき情報や適したデザインが明確になり、伝わりやすい内容のチラシを作成することができます。
自社ならではの強みを訴求する
数あるエステサロンの中で自社のサロンを選んでもらうためには、自社のサロンの強みを訴求することが大切です。
どのようなメニューがおすすめなのか、なぜそのメニューがおすすめなのかを明確にした内容にしましょう。「リピート率90%以上」「期間限定メニュー」のように、わかりやすいコピーを入れるのもおすすめです。ただし、おすすめするメニューは、ターゲットの悩みに合っていることが大切です。
割引やクーポンなどを付ける
エステサロンのチラシ集客の効果を高めるためには、チラシに割引やクーポンをつけることもおすすめです。
エステサロンの施術は決して安い買い物ではないため、サロン選びには慎重になる人が多いと考えられます。チラシに割引やクーポンなどのお得な情報があると、サロンに足を運びやすくなります。
また、クーポンを利用した方は、エステサロンの施術を体験して満足すれば、リピーターになる可能性もあります。
チラシに割引やクーポンをつける際は、出来るだけ早く集客につなげられるように、有効期限を設けるのがおすすめです。
見やすくわかりやすいデザインにする
エステサロンのチラシで大切なのは、「魅力が一目で分かるデザイン」です。チラシを受け取った方の興味を引けなければ、最後まで目を通してもらえる可能性は低くなるため、一目で興味を持ってもらえることが重要になります。
チラシ作成が初めての方は「Zの法則」を意識しましょう。Zの法則とは、人間の視線は左から右へ、上から下へ、Z字型に動くという法則です。人の目線の動きを意識し、最初に目に付く場所に写真やキャッチコピーを配置するなど、視覚に訴えるデザインを意識しましょう。
– 関連記事 –
また、写真のサイズやテキストの間隔、フォントを統一することも、分かりやすいチラシ作りには欠かせないポイントです。
おしゃれさにこだわることも大切ですが、まずは一目で見て分かりやすいデザインを考えていきましょう。
インパクトのあるキャッチコピーを考える
エステサロンのチラシを作成する際は、インパクトのあるキャッチコピーを考えることも重要です。
エステ業界は競争が激しく、似たようなサービスが多数あります。そのため、まず視覚的に目立つキャッチコピーを配置し、顧客の注意を引き、他のサロンとの差別化を図ることが必要です。
また、キャッチコピーは短時間でメッセージを伝える役割を果たします。例えば、「美しさを引き出す極上体験」「癒しと美を同時に手に入れる」といったフレーズは、顧客に期待感やメリットを簡潔に伝え、興味を持ってもらいやすくなります。
エステのチラシデザインに活用できる無料テンプレート
レイアウトが完成したら次は、実際にデザインに取り掛かりましょう。近年では、デザインの経験がなくても簡単におしゃれなデザインでチラシを無料で作成できるテンプレートサイトが増えています。
中でも、エステサロンのチラシ作成におすすめのテンプレートサイトを3つご紹介します。
- 【Canva】スマホで作りたい方におすすめ
- 【デザインAC】パソコンで作りたい方におすすめ
- 【Pinterest】デザインアイデアが欲しい方におすすめ
どのテンプレートサイトも、デザインが豊富でチラシ作成が初めての方でも使いやすいため、自分に合うサイトを検討してみてください。
【Canva】スマホで作りたい方におすすめ
Canvaは、プロのデザイナーが作成したおしゃれなテンプレートが25万点以上あります。さらにイラストや写真は100万点以上、フォントも130種類と豊富にあるため、組み合わせ次第で自社サロンの雰囲気に合ったオリジナルのおしゃれなチラシが作成できます。
会員登録さえすれば無料で使用することが可能です。ただし、テンプレートや写真など、一部有料会員でないと使えない素材もあります。
Canvaはアプリをインストールすることで、スマートフォンでも簡単にチラシ作成ができるため、合間でも作業ができる点もメリットの一つです。
【デザインAC】パソコンで作りたい方におすすめ
デザインACは、フリー素材サイトの「イラストAC」や「写真AC」を運営しているACワークスのデザインツールサイトです。
デザインACも、プロのデザイナーが作成したテンプレートが豊富で、イベントやセミナーなど用途に合わせたデザインの中から選択することができます。また、イラストACや写真ACの素材を組み合わせて使用することも可能です。
インターネット上で使用するため、アプリのインストールも不要で、アカウントさえあれば無料で使うことができます。
他のサイトに比べて比較的使い方もシンプルなため、初めてチラシを作成する方でも使いやすいでしょう。
【Pinterest】デザインアイデアが欲しい方におすすめ
チラシデザインのアイデアを一気に探したいときにおすすめなのが、画像検索サービスのPinterestです。
例えば、検索バーで「エステサロン チラシ」と検索すれば、そのキーワードに該当するチラシデザインが表示されます。
お気に入りのデザインが見つかれば、ボードに保存してまとめることができるため、デザイン案を考えるときに参考として役立てることができます。
– 関連記事 –
エステサロンのチラシ作成時の注意点
エステサロンのチラシを作成する際は、景品表示法、医師法などの法律に違反しないような表現を用いる必要があります。この章では、エステサロンのチラシ作成の際に気をつけるべき3つの注意点について解説していきます。
- ビフォーアフターの掲載内容に注意する
- 特殊な例を記載しない
- 医療行為に該当する記載をしない
上記の注意点を理解し、ルールを守ってチラシ作成をしていきましょう。
ビフォーアフターの掲載内容に注意する
ビフォーアフター画像は、インパクトのある訴求ができるため、チラシに取り入れると効果が期待できますが、掲載内容には注意が必要です。
例えば、痩せることを目的として「サロンでの施術5回+運動」で効果が出た場合「5回このメニューを行うだけ!」のような、施術のみの効果を謳うことは景品表示法違反となります。チラシを見る人に「5回通えば痩せられる」という誤解を与えかねません。
ビフォーアフターを掲載する場合は、必ず行った全ての内容「サロンの施術5回+運動」を記載する必要があります。
特殊な例を記載しない
例えば、複数名に施術を行った場合、著しく効果が出た人の結果だけを記載することは、誇大広告とみなされ景品表示法違反となる場合があります。
そのため、結果に裏付けができない場合や、合理的な説明ができないような特殊な事例は載せないことが望ましいです。
ビフォーアフターを掲載する場合は、施術を受けた複数名の中で、多くの同様の効果が得られた結果を掲載するようにしましょう。
医療行為に該当する記載をしない
エステサロンのチラシでは、医療行為とみなされる表現は避ける必要があります。
美容クリニックなどの広告でよく見られる「治療」や「改善」というワードは、医療による施術にのみ使用が可能なため、エステサロンの広告には使用することができません。
他にも「骨格矯正」や「小顔矯正」も骨の位置を変えるという医療行為にあたるため、記載はできません。
上記のような、よく使われるワードでも、エステサロンのチラシとして使用することで医師法違反となる恐れがあるため、言葉の選択には十分に気をつけましょう。
エステサロンチラシのおすすめの配布方法
エステサロンチラシのおすすめの配布方法は以下の3つです。
- 街頭配布を行う
- ポスティングを行う
- チラシを設置してもらう
配布方法によってそれぞれメリットが異なるため、自社のエステサロンに一番最適な配布方法を見つけましょう。
街頭配布を行う
チラシを直接配布するメリットは、コミュニケーションを取れることです。
直接サロンのスタッフが配布を行うことで、顔を覚えてもらえやすくなるのはもちろん、サロンの魅力を直接伝えることができます。
チラシの直接配布は、地域密着型のエステサロンであれば効果的な配布方法です。配布のポイントとしては、店舗のターゲットとなるお客様が通りそうな場所で配布するのがおすすめです。
– 関連記事 –
ポスティングを行う
ポスティングのメリットは、必ず受け取って貰えることです。街頭配布や次に解説するチラシ設置は、必ず受け取って貰えるとは限りません。ポスティングであれば、ターゲットが不在時でもポストに投函することができるので、一度は手に取ってもらうことができます。
また、ポスティング会社に依頼すれば、戦略的なチラシ配布が可能です。ターゲットの年齢や職業、居住する地域などを調査をし、配布先を絞ることで、チラシの反響率を高めることができます。
– 関連記事 –
チラシを設置してもらう
チラシ設置のメリットとしては、配るコストがかからないことです(ただし、設置費用が発生する場合有)。また、自らサロンに興味を持った方が来店してくださるので、リピート率の高い客層を獲得できる可能性があります。
配布のポイントとしては、ターゲットが利用しそうな施設にチラシを設置することです。例えば、サロン近辺地域のカフェやアパレルショップ、雑貨店などが挙げられます。
ターゲットが利用する施設にチラシを設置することで、効率良くエステサロンのターゲットにアプローチできます。
行きたくなるエステサロンチラシを作成しよう
本記事では、エステサロンの集客効果を上げるチラシの作り方について紹介しました。広告規約など注意すべきこともありますが、本記事で紹介したポイントや注意点をもとにチラシを作成することで、高い集客効果を実現できるチラシ作成を目指しましょう。
「チラシ作成に充てる時間がない」「自社にノウハウがない」など、チラシ作成やポスティングを依頼したい場合は、ぜひ株式会社ラインにご相談ください。
株式会社ラインでは、景品表示法や医師法などの法律を遵守したチラシ作成に対応しています。また、チラシ作成から戦略的なポスティングや街頭配布まで一連でお任せいただけますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
ライン編集部
ライン編集部