初心者でも作れる!チラシ制作の基本ステップを詳しく解説
チラシ制作・印刷をご検討中の方へ
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「お店の新商品を広めたい」「イベント告知をしたい」など、チラシは集客や情報発信に欠かせないツールですが、初めてチラシを作る方にとっては、何から始めればいいのか迷うことも多いのではないでしょうか。
本記事では、初心者の方でも簡単に取り組めるチラシ制作の基本ステップをわかりやすく解説します。これからチラシ制作に挑戦する方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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「チラシデザインを作成したいけど、何から始めれば良いか分からない」という方は、ぜひ株式会社ラインにご相談ください。
チラシ制作4つのステップ
チラシ完成までの制作工程は、以下のとおりです。
- 企画|ターゲットとチラシの内容を決める
- 準備|チラシ制作に向けて必要なものをまとめる
- 制作|チラシのデザインを作成開始する
- 印刷|チラシをプリント(印刷会社に入稿)する
それぞれの工程におけるポイントを理解しておくことでチラシ制作がスムーズに進みますので参考にしてみてください。
1.企画|ターゲットとチラシの内容を決める
チラシ制作の目的は多くの場合、集客や販売促進です。より効果的なチラシを作成するには、まずターゲットを明確化することが重要です。これにより、売り込みたい業界や年齢層が絞り込め、ピンポイントに訴求することが可能になります。
目的を明確化しターゲットを決めるためには、「誰に何をどのように伝える」かを考えることが大切です。目的とターゲットを設定する際には、5W1Hを活用することをおすすめします。5W1HとはWho(誰が)、When(いつ)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)を指し示す言葉で、情報を整理し、物事を明確化するためのフレームワークです。
たとえば、地域カフェの新メニュー告知チラシの場合は、以下のように5W1Hを設定します。
Who(誰に) | 近隣に住む20~40代の女性 |
---|---|
When(いつ) | 新作スイーツの紹介 |
Where(どこで) | 発売開始日から1週間限定の特別価格期間中 |
What(何を) | 店舗内およびテイクアウト |
Why(なぜ) | 話題性を高め、リピーターを増やすため |
How(どのように) | チラシをポスティングし、SNSでも告知 |
このように具体的に設定することで、訴求すべきターゲット層とチラシで告知する目的をはっきりさせることができます。
2.準備|チラシ制作に向けて必要なものをまとめる
より効果的なチラシを作成するには、制作前の準備が欠かせません。この段階で必要な情報や素材を揃えることで、スムーズな進行と完成度の高いチラシを実現できます。
チラシ制作をする前に準備しておくと良いものは以下の4つです。
- チラシに掲載する商品や内容を選別する
- 住所や金額などの必要最低限な情報
- おおまかなレイアウト
- チラシに使う写真やイラスト
これらを事前に準備することで、制作に必要な要素が揃い、次のステップであるデザイン制作作業にスムーズに進めます。
チラシに掲載する商品や内容を選別する
チラシのスペースには限りがあるため、特に強調したい商品やサービスを絞り込みます。例えば、求人情報をチラシに掲載する場合やお店のチラシを作成する場合は、以下の内容を盛り込むようにしてください。
求人情報をチラシに掲載する場合 | お店のチラシを作成する場合 |
---|---|
キャッチコピー | 開店日 |
説明文 | 説明文 |
募集職種、条件など | サービス内容、サービス説明 |
募集期間 | キャンペーン、クーポン |
募集のポイント | 連絡先、アクセス情報 |
応募方法、連絡先 |
もちろん、これだけが正解ではなく、目的や用途によって必要な内容は変わってくるため、必要な情報を考えて掲載するようにしましょう。
住所や金額などの必要最低限な情報
住所や金額など、必要最低限の情報も事前に準備することが大切です。これらの情報はターゲットが行動を起こす際の基盤となるため、具体的な数字を入れるなど正確かつ分かりやすく整理しておきましょう。
また、これらの内容の優先度を決めることもおすすめします。必ず入れる情報、できれば入れたい情報、なくても問題ない情報と振り分け、チラシに掲載する順番をおおまかに決めましょう。
おおまかなレイアウト
チラシ制作の準備として欠かせないのが、おおまかなレイアウトです。この段階では、鉛筆やペンを使ってラフを作成し、内容の過不足や配置を確認します。細かいデザインは必要ありませんが、選別した情報をどのように配置するかを決めておきましょう。
チラシのレイアウトの基本として、視認性を高めるために3つのブロックに分けることをおすすめします。
以下に、それぞれのブロックに適した情報例を挙げます。
トップブロック (目を引く情報) | • キャッチコピー • メインビジュアル(商品やサービスの写真) • 特典やキャンペーン情報 例:「今だけ30%OFF!」「季節限定・〇〇新登場」 |
---|---|
ミドルブロック (詳細情報) | • 商品やサービスの特徴、具体的な説明 • 提供方法や利用手順 例:「手作りの濃厚な味わい。店内とテイクアウトどちらでも!」 |
ボトムブロック (行動を促す情報) | • 店舗住所、電話番号、営業時間 • QRコードやウェブサイトURL 例:「△△町1-2-3 営業時間:10:00~19:00 QRコードから予約」 |
この3分割ルールに沿ってラフを作成すると、要点が視覚的に整理され、よりスムーズにデザイン作業を進めることができます。
チラシに使う写真やイラスト
チラシ制作の準備で重要な要素の一つが、写真やイラストです。写真やイラストを使用しないチラシもありますが、写真やイラストを入れることでより見やすく印象のあるチラシになり、ターゲットの関心を引きやすい印象的なチラシに仕上がります。
具体的には、以下の写真やイラストを用意することをおすすめします。
- アイキャッチになるメインの写真、イラスト
- 商品やサービスを紹介する画像
- 顧客の写真(利用者の声や体験談に活用)
- スタッフや担当者のプロフィール写真
- デザインを華やかにする装飾イラスト
- 視覚的に分かりやすいアイコンイラスト
写真やイラストはチラシを作成している途中でも用意できますが、あらかじめ用意しておくことでスムーズに制作が進められます。
3.制作|チラシのデザインを作成開始する
チラシに使う文言やラフ、写真やイラストのデータが準備できましたら、いよいよデザイン制作に入ります。Adobe Illustratorなどのデザイン作成ソフトを利用して、デザインを作成します。
あまりデザイン制作の経験がない方は、それぞれのソフトに備わっているテンプレートを利用するのがおすすめです。自身のPCの習熟度や使い慣れているソフトなど、自分に合ったソフトを選ぶようにしましょう。おすすめのデザインソフトについては後ほど詳しく解説します。
また、作成したデザインはデータにする必要があります。自分で印刷する場合でも印刷会社に頼む場合でも、データにしなければ印刷はできません。修正や変更が済んだ最終的なデータを用意しましょう。
4.印刷|チラシをプリント(印刷会社に入稿)する
チラシ制作の最終ステップは、完成したデザインをプリントすることです。印刷方法を選ぶ際は、目的や必要枚数、仕上がりの品質を考慮しましょう。
自宅や会社で印刷する場合 | ・印刷枚数が少ない場合(1〜100枚程度) ・すぐに印刷可能 ・コストが抑えられる ・商業印刷と比べて仕上がりの品質が劣ることが多い |
---|---|
印刷会社に依頼する場合 | ・印刷枚数が多い場合(100枚〜程度) ・依頼する手間がかかる ・自宅や会社のプリンターよりも高品質であることが多い ・印刷通販を利用すると自宅で注文ができる |
印刷枚数が少なければ自宅や会社のプリンターで素早く印刷できますが、品質はやや劣ることが予想されます。そのため、100枚以上印刷する場合は、印刷会社に依頼するのがおすすめです。特にオンデマンド印刷は、少量印刷に適しており、高品質でコストパフォーマンスに優れるため、100枚単位の注文でも効率的です。
また紙の種類は、チラシの仕上がりを左右する大事な要素になります。期待する仕上がりになるような紙を印刷会社と相談しながら決めるのもおすすめです。
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チラシ制作のおすすめ作成ソフト
チラシ制作でよく利用される代表的なソフトとして、以下3つをご紹介します。
- Canva
- PowerPoint
- Adobe Illustrator
無料で使用できるCanvaからプロ仕様のAdobe製品まで解説しますので、それぞれの特徴や利便性を理解し、目的に合ったソフトを利用しましょう。
Canva
Canvaは、初心者でも簡単にプロ並みのデザインが作れる人気のデザインツールです。特にチラシ制作においては、その豊富な機能と使いやすさから多くの人に利用されています。
特に、プロのデザイナーが手掛けたチラシテンプレートが豊富に用意されている点が大きな特徴です。業種や目的に応じたテンプレートを選ぶだけで、簡単に魅力的なデザインを作成できます。
また、Canvaは会員登録をすれば無料で利用できるため、デザイン経験がない方でも気軽に試すことができます。さらに、有料版のCanva Proでは追加のテンプレートやプレミアム素材、便利な機能が利用可能となり、より高度なデザイン制作が可能になります。
スマートフォン対応もCanvaの強みの一つで、専用アプリを使えば外出先でもデザイン作業を進められます。
このように、Canvaは無料でデザイン性の高いチラシを作りたい人や、スマホを活用して作業したい人、複数のテンプレートから選びたい人に特におすすめです。
PowerPoint
PowerPointは、Microsoft社が提供するプレゼンテーションソフトですが、実はチラシ制作にも活用できる便利なツールです。Microsoft Officeには、PowerPointだけでなくWordやExcelも含まれており、これらを使っても簡単なチラシを作成することができます。特に、PowerPointはスライド形式の編集機能が直感的で操作しやすく、デザイン初心者にも適しています。
また、Microsoft Officeではチラシ制作に役立つテンプレートが無料で提供されています。これを利用することで、ゼロから作成する手間を省き、効率的にデザインを仕上げられます。テンプレートは業種や用途ごとに用意されており、自分の目的に合ったデザインを選んでカスタマイズするだけで、完成度の高いチラシが作成できます。
PowerPointは専門的なデザインスキルがなくても使いこなせるため、すでにMicrosoft Officeを利用している人やデザインソフトに慣れていない人など、プロ仕様のソフトは難しいと感じる方にもおすすめです。
Adobe Illustrator
Adobe Illustratorは、Adobe社が提供するプロフェッショナル向けのデザインソフトで、多くのデザイナーに愛用されています。このソフトの最大の特徴は、豊富なツールやフォントが用意されており、細部にまでこだわったデザインを作成できる点です。自由度が高く、洗練されたデザインが可能なため、高品質なチラシ制作を目指す方には最適です。
また、Adobe Illustratorは同社の画像編集ソフトであるAdobe Photoshopと併用されることが多く、Photoshopで画像の加工や編集を行うことで、さらに完成度の高いチラシを仕上げることができます。
ただし、Adobe Illustratorは操作が複雑なため、基本的な知識やスキルを身につけるための学習が必要になります。未経験から使い方を覚えるのはややハードルが高いといえますが、それでもデザインにこだわりたい人や、クオリティの高いチラシを作成したい人にはおすすめのデザインツールです。
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チラシ制作の効果をアップさせる6つのポイント
チラシ制作の効果をアップさせるポイントは以下の6つです。
- ターゲットに合わせたデザインを意識する
- 記載する情報の優先順位を考える
- 効果的なキャッチコピーを考える
- ユーザーの立場を意識したレイアウトにする
- デザインにメリハリをつける
- 印象的なチラシデザインを参考にする
チラシは、商品やサービスを効果的にアピールするための重要なツールですが、工夫次第でその効果は大きく変わります。ターゲットに響くデザインやキャッチコピー、情報の見せ方など、ポイントを意識することで、チラシの集客力をより高めることが可能です。
ターゲットに合わせたデザインを意識する
チラシ制作においてターゲットに合わせたデザインを意識することは、集客効果を高めるうえで欠かせません。ターゲットによって適切なデザインは大きく異なるため、誰に届けたいのかを明確にした上でデザインを決める必要があります。
例えば、ブライダル関連のチラシでは花嫁をターゲットにすることが多いため、ドレス姿の女性の写真を使い、華やかで優雅な印象のデザインが効果的です。一方、パンプアップ目的の人が通うジムのチラシでは、筋トレをしている男性の写真や、ジム器具の写真を用いて力強さや活気を伝えることが重要になります。
このように、ターゲットが異なれば、写真の選定だけでなく使用する色や言葉も変わります。色にはそれぞれ印象があり、ターゲットの興味を引くものを選ぶことが大切です。また、色数は3~5色、フォントの種類は3種類程度に抑えると読みやすく、見る人の注意を引きやすくなります。多くの色やフォントを使用すると視覚的に散らかり、伝えたいメッセージがぼやけてしまうため注意が必要です。
デザインを決める際には、ターゲット層に合った色や写真、文字の使い方が適切であるかを確認し、ターゲットに寄り添ったデザインを心掛けることで、チラシの魅力と効果をより向上させることがで期待できます。
記載する情報の優先順位を考える
チラシには多くの情報を盛り込みたくなりますが、詰め込みすぎるとユーザーがどこを見ればいいのかわからなくなり、効果が薄れてしまう恐れがあります。そのため、伝えたい内容を絞り込み、優先順位をつけることが重要になります。また、最も伝えたい情報を目立たせるために、見出しや配置を工夫しましょう。例えば、キャッチコピーやメインメッセージを最初に目に入る位置に置き、次に補足情報や詳細を配置します。
さらに、情報の優先順位をつける際には、画像や写真の選定も併せて行いましょう。最も見てほしい画像を大きく打ち出すことで、チラシで注目させたい商品が明確になるため、購入してもらいやすくなります。
効果的なキャッチコピーを考える
効果的なキャッチコピーを考えることは、チラシの効果をアップさせる上で重要なポイントです。多くの人は、チラシ全体を読む前にキャッチコピーを見て、そのチラシに興味を持つかどうかを瞬時に判断します。そのため、目に止まりやすく、記憶に残るキャッチコピーを作成することが重要です。
効果的なキャッチコピーを作る際のポイントとして、ベネフィットを明確にすることが挙げられます。お客様がそのチラシから得られるメリットを具体的に伝えることで、読む動機を引き出せます。また、当事者性を意識させる表現も効果的です。「あなたにピッタリ」や「今だけ」といった言葉を使い、読者自身の問題や関心事に直接関係があると感じさせることで、興味を引きます。さらに、リズムが良い表現や語呂の良さを意識すると、記憶に残りやすいキャッチコピーを作ることができます。
具体的な数字や実績を含めるのも効果的なテクニックです。「100名以上が満足」「3日間限定」などの数字は信頼感を与え、具体性を持たせます。
一目で内容が理解できるか、発見や驚きが含まれているか、他と差別化できているかなどを意識して作ると、より独自性のあるキャッチコピーが作成可能です。
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ユーザーの立場を意識したレイアウトにする
ユーザーの立場を意識したレイアウトを作ることで、チラシの効果をより高めることが期待できます。特に、ユーザーが自然に目を動かし、必要な情報をスムーズに理解できるデザインが求められます。
横書きの場合、一般的に目線は「左上」から始まり「右上」→「左下」→「右下」へと移動するZ型パターンで動きます。一方、縦書きの場合は「右上」→「右下」→「左上」→「左下」というN型パターンを意識しましょう。この動きに合わせたレイアウトを作ることで、読者にとって見やすく、分かりやすいチラシが実現します。
また、ユーザーが情報を見つけやすいように余白の使い方にも配慮が必要です。情報を詰め込みすぎると視覚的に圧迫感を与えるため、適度な余白を設けて全体を整えます。特に重要な内容や目立たせたい情報は、上部や目線の最初に来る位置に配置すると効果が期待できます。
さらに、文字や写真の頭を揃えると統一感が生まれ、情報の読み取りがスムーズになります。アクセス情報や連絡先など関連性のある情報は近くに配置することで、ユーザーが迷うことなく目的の情報にたどり着けます。
デザインにメリハリをつける
メリハリをつけて、一見しただけで伝えたい内容が明確なデザインにすることは、チラシ効果を高めるうえで重要なポイントになります。
メリハリをつける方法としては、文字の大きさを変える、色の明暗を活用する、そして余白のバランスを調整することが挙げられます。これにより、情報の優先順位が視覚的に伝わり、ユーザーにとって見やすいデザインになります。
特に色の使い方は重要で、背景カラーとフォントのカラーが似た色だと、文字が見えにくくなるため、コントラストを意識した配色を行いましょう。
さらに、余白を活用することでデザインを見やすく整えることも重要です。詰め込みすぎたデザインは視覚的な疲労を招くため、適度なスペースを確保し、情報を整理しましょう。デザインにメリハリをつけることで、伝えたいメッセージがより効果的に届くようになります。
印象的なチラシデザインを参考にする
日常的に配布されるチラシの中で、目に留まったものや競合店舗のチラシを収集し、それらを参考にすることで、自分のチラシに活かせる要素を見つけることができます。
特に自分の目に留まったチラシには目に留まる理由があるので、それを分析することをおすすめします。例えば、タイトルの文字の大きさやフォントの種類、写真の配置や加工の仕方に注目してみましょう。また、色の使い方も重要な要素です。
さらに、競合のチラシでは、どのような情報が強調されているのか、どのようにターゲットにアプローチしているのかをチェックしましょう。これにより、自分のチラシに活かせる要素や改善点を見つけやすくなります。
印象的なデザインを研究し、それを自分のスタイルに取り入れることで、効果的で魅力的なチラシを作成できるようになります。
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チラシの効果を測定する方法
最後にチラシの効果を測定する方法を解説します。効果測定をすることで、今後チラシを配る際により効果のあるチラシを作成できるようになります。この章ではチラシの効果の測定方法として、以下の3つの方法をご紹介します。
- 口頭やアンケートで直接的に確認する
- クーポン券や引換券などのサービスで確認する
- QRコードなどのサイトアクセス数で確認する
口頭やアンケートで直接的に確認する
チラシを見たお客様に、どのように知ったのかを口頭で尋ねたり、アンケートを実施する方法です。店舗やイベント会場で「この情報をどこで知りましたか?」と質問したり、簡単なアンケート用紙を配布して記入してもらうことで、チラシの効果を直接的に把握できます。
また、アンケート項目を増やすことで、顧客の属性やその他の情報も分かるので、よりチラシの精度を高められます。
クーポン券や引換券などのサービスで確認する
チラシに特典付きのクーポン券や引換券を付け、その利用状況を追跡する方法です。「このチラシを持参すると○○割引」といったキャンペーンを実施することで、チラシを見た人が実際に行動を起こしたかを測定できます。特典を目当てに来店する動機が生まれるため、効果測定と同時に集客アップにもつながります。
ただし、商品を値引きしたり引換アイテムを用意したりする場合、コストがかかってしまう点には注意が必要です。
QRコードなどのサイトアクセス数で確認する
チラシにQRコードを掲載し、専用のランディングページ(LP)やキャンペーンページへのアクセスを追跡する方法です。QRコードをスキャンした回数やページへの訪問数を確認することで、チラシがどれだけ興味を引いたかを測定できます。さらに、Web分析ツールを活用すれば、訪問者がページ内でどのような行動を取ったかも把握可能です。
この方法は、紙媒体の反応をデジタルで記録できるため、詳細なデータ分析が行え、広告の費用対効果(ROI)を計測するのにも適しています。
チラシ制作なら株式会社ラインにお任せください
今回は、初めてチラシ制作に挑戦する方に向けて、効果的なチラシを作成するための基本的な流れを解説しましたが、おすすめとして挙げたデザインソフトやポイントを参考に、より効果的なチラシデザインの制作にチャレンジしてみてください。
工数が足りない、スキルに不安があるなど、チラシを自分で制作することが難しいとお考えの場合は、プロのデザイナーに依頼するのもおすすめです。
株式会社ラインでは、過去の豊富な実績をもとに、より効果の出るチラシデザインのご提案・制作が可能です。媒体特性に合わせたデザインはもちろん、印刷、媒体手配、効果検証まで、すべてラインにお任せいただけますので、チラシデザイン制作のことでお困りの場合は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
ライン編集部
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