個展や写真展のDM作成のコツ|デザインのポイントや開催までにやるべきことを解説
写真展や個展を成功させるための集客方法として、DMは効果的です。しかし、DMをどのように作成したらいいか分からない方や、集客の効果を上げるためのDMの作り方を知りたい方もいるのではないでしょうか。
本記事では、個展や写真展での効果的なDMの作り方について解説していきます。DMのサイズ選びからデザインや内容の作成のコツまで、初心者の方でもわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
個展や写真展開催までにやるべきこと
初めて個展や写真展を開催する際は、何から手をつけたら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。個展や写真展を開催する場合は、まずは以下の3つの内容について決めていきましょう。
- 開催する場所を決める
- 開催期間を決める
- 集客方法を決める
以下では3つの内容を決める際の、重要なコツを解説します。
開催する場所を決める
まず最初にすることは、開催する場所を押さえることです。多くの方に来場してもらうためには、展示会場の雰囲気、交通のアクセス、駐車場の有無なども考えて展示場所を決める必要があります。
また、写真の大きさや作品数により適切な開催場所は異なるため、それらも考慮した上で開催場所を決めていきましょう。
一般的な展示場所としてはギャラリーを借りることが多く、展示作品数が多い方におすすめです。展示物が少ない場合は、カフェの一角を借りて展示する方もいます。
ギャラリーに比べ狭いため、展示する作品数には限りがありますが、じっくり見てもらえるのはもちろん、カフェの利用者にも興味を持ってもらうことができます。
開催期間を決める
多くの方に写真展へご来場いただくためには、期間の設定も重要です。できるだけ、お客様が足を運んでいただきやすい期間に設定しましょう。例えば、週末や長期連休中の開催であれば、休みの方も多く、平日に比べ多くの人が訪れやすい期間です。
また、どの季節に開催するのかも重要です。
花の写真が多いのであれば春の開催、夏の雰囲気をメインとした写真が多いのであれば夏の開催など、作品のイメージに合わせて開催時期を決定することで集客効果を高めることもできます。
集客方法を決める
多くの方にご来場いただくためには、集客方法についてもしっかり決めておきましょう。
写真展の場合、写真を掲載できる集客方法がおすすめです。なぜなら、ただ開催日時や場所を明記しただけの集客では、多くの方の興味を引くことはできないためです。
実際の作品を掲載することで、どんな作品が展示されているのかがイメージしやすくなり、興味を持ってもらうことができます。
具体的にはチラシやDMの他、InstagramなどのSNSも作品を掲載できるためおすすめです。
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個展や写真展でDMを活用する手順
初めてDM作成する方はどのような手順で作成すればいいのか分からない方も多いでしょう。この章では、個展や写真展でDMを活用する場合の手順を以下の4つに分けて解説していきます。
- ①掲載する内容を決める
- ②目的やターゲットを決める
- ③サイズを決める
- ➃イメージをもとにDMを作成する
各手順ごとのポイントを詳しく解説します。
①掲載する内容を決める
まず最初に、DMに掲載する内容を決めましょう。個展や写真展のDMに必要な内容は主にこの3つです。
- タイトル
- キャッチフレーズや説明文
- 開催時期の情報
1.タイトル
タイトルは作品や展示会の雰囲気を総合的にまとめ、短いテキストでどのような展示会なのかが理解ができるタイトルを考えましょう。
2.キャッチフレーズや説明文
タイトルが決まれば、次は作品のコンセプトがわかるようなキャッチコピーや説明文を考えましょう。キャッチコピーや説明文ががあることで、展示会の雰囲気や作品への興味を引きやすくなります。
3.開催時期の情報
タイトル、キャッチフレーズが決まれば、開催に関わる情報をまとめます。開催に関わる情報は「日程・曜日・開館時間・イベントの有無・開催住所・アクセス・マップの有無」などが挙げられます。
DMのスペースには限りがあるため、その点に注意しながらどんな内容が必要になるのかなど情報の取捨選択を事前にしておきましょう。
②目的やターゲットを決める
DMのイメージや方向性を決めるために、目的やターゲットを決めていきましょう。目的とターゲットが明確になることで、ターゲットに響くDMを作ることができたり、作品展の世界観も作り上げやすくなります。
例えばメインビジュアルを決めるとき、ただ自分のベストカットを採用するのではなく、「ターゲットが興味を持ちそうなメインビジュアルなのか」を視点に決めることで、そのDMの集客効果は変わってきます。
より多くの人に作品を見てもらうためにも、目的とターゲットはしっかり定めておくことをおすすめします。
③サイズを決める
基本的なDMサイズには以下が挙げられます。
ポストカードサイズ | 100mm × 148mm |
---|---|
大判ハガキサイズ | 120mm × 235mm |
A4サイズ | 210mm × 297mm |
A5サイズ | 148mm × 210mm |
B5サイズ | 182mm × 257mm |
一般的に多く使われているのは、100×148mmのポストカードサイズです。このサイズは、手渡しやポストに直接投函しても邪魔にならないサイズで、比較的低コストで製作することができます。
ポストカードサイズよりも大きなサイズで作成したい場合は、120mm×235mmの大判ハガキサイズや210mm × 297mmのA4サイズなどがあります。
大きいサイズだと、情報をたくさん入れ込むことが可能ですが、大きくすればするほど送料も印刷代もかさむためコストが高くなる可能性があります。
入れたい情報の量やかかるコストのバランスを考慮して、DMのサイズを決めましょう。
➃イメージをもとにDMを作成する
写真展のDMイメージができたら次はレイアウトを作成します。ターゲットや写真展の雰囲気に合うようなレイアウトにする事を心がけると良いでしょう。
レイアウトやイメージが浮かばない場合は、他の個展や写真展のDMなどを見比べて参考にするのもおすすめです。レイアウトが完成したら、自分だけではなく第三者に確認してもらい、イメージが伝わるか判断をしてもらいましょう。
個展や写真展のDM作成のコツ
個展や写真展のDMを作成するにあたり、集客効果を上げるためには、コツがあります。この章では5つのDM作成のコツについて解説していきます。
- 内容や主催者の情報を簡潔に記載する
- 写真展で最も魅力的な写真を掲載する
- イベント情報も記載する
- 主催者の顔写真も掲載する
- DM作成の専門業者へ依頼する
コツを全て踏まえてDMを作成することで、多くの方に展示会へ足を運んでもらえる可能性が広がります。
内容や主催者の情報を簡潔に記載する
個展や写真展のDMには、個展情報を必ず明記しましょう。DMを受け取った人が、DMさえあれば個展や写真展に向かうことができるように必要な情報が全て揃っていることが理想的です。
ただし、基本的にDMサイズはあまり大きくないので、記載するスペースに限りがあります。わかりやすく簡単に記載することを心がけましょう。
個展や写真展のDM作成にあたって、記載すべき項目は以下の通りです。
- 日時
- 開催時間
- 開催場所の住所
- アクセスマップ
- 出品作品の内容
- 問い合わせ先
- 開催者のプロフィール
その他、SNSのアカウント情報や開催者の顔写真を載せるケースもあります。
写真展で最も魅力的な写真を掲載する
多くの方に来場してもらうためには、個展や写真展のDMに載せる作品や写真は自信のあるものを厳選して載せるようにしましょう。「もっと見てみたい!」という興味を引き、来場していただくことがDMの目的です。
また、どんな作品があるのか知ってもらうためにも写真は1枚ではなく、2〜3枚くらい載せるのがおすすめです。複数枚の写真を載せておくことで興味を引きやすくなり個展や写真展の雰囲気も伝わりやすくなります。
イベント情報も記載する
写真展の期間中にイベントの開催などがあれば、多くの人に来場してもらうきっかけを作ることができます。
例えば、来場者特典でポストカードプレゼントや、写真展を開催しているカフェとのコラボイベントなど、これらのイベントを予定しているのであれば、必ずDMに情報を載せましょう。
また、土日祝日を狙ってイベントを行うようにすれば、多くの方に足を運んでいただきやすくなるためおすすめです。
主催者の顔写真も掲載する
顔写真を載せることでどんな人がこの作品を作ったか、撮影したのかが分かり、写真展をより身近なものに感じてもらいやすくなります。
また、顔写真を載せることで自分を売り込むチャンスにも繋がります。顔写真を載せたくない人は似顔絵やイラストで自分の雰囲気がわかるようにするのもおすすめです。
DM作成の専門業者へ依頼する
近年では様々なデザインアプリが普及しており、未経験の方でもDMを簡単に作ることができます。
しかし自分でDMを作る自信のない人や、よりクオリティの高いDMを作成したいのであれば、プロに依頼してDMを作成してもらうのも一つの手です。
DM作成を依頼したいとお考えであれば、株式会社ラインにご相談ください。株式会社ラインは、多くのDMの作成実績があり、プロの視点から写真展に合う効果的なデザインを作成することが可能です。さらにデザインの作成だけでなく、印刷から配布の手配までご依頼いただけます。
効果的に集客したい方や、効率良く写真展の準備を行いたい方はぜひ、お気軽にご相談ください。
個展や写真展のDMデザインのポイント
多くの方に来場してもらうDMを作るにはデザインにこだわる必要があります。この章ではDMデザインのポイントを2つ紹介します。
- 個性のあるデザインにする
- 写真の撮り方にも気を配る
この2つのポイントを抑えておくことで、より集客効果の高いDM作成が可能となります。
個性のあるデザインにする
個性のあるデザイン方法はいろいろありますが、自分の作品やテーマに合ったデザインを選ぶことで、自然と個性を出すことができます。
例えば、アート作品や写真を大きく使ったデザイン、細部を引き出したデザインなどが効果的です。また、個展のテーマや写真のイメージカラーをDMのデザインに取り入れることで印象的なデザインを作り出すこともできます。
自分の表現したいことを明確にし、あなたにしかない個性をDMで表現していきましょう。
写真の撮り方にも気を配る
DMに載せる写真は、写真展の顔として認識される重要な写真です。そのため、多くの方に魅力的だと感じてもらえる写真にする必要があります。
DMのクオリティを上げる写真を撮るなら、以下のポイントに注意しましょう。
- カメラの解像度を高解像度にする
- デジタルズームを使用しない
- 被写体を撮る際は正面から撮る
- 光の向きや明るさなどの調整
特に光の向きや明るさはほんの少しの調節で雰囲気を大きく変えることが可能です。細かいポイントではありますが、より多くの方に響くDMを届けるためにも細部まで気を配り、最高の1枚を撮影しましょう。
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個展や写真展のDMでは強みを生かすことが大切
ただ個展や写真展を開くだけでは、知名度が高くない限り多くの方に作品を見てもらうことはむずかしいです。しかし、DMを活用して集客を行うことで、多くの方に足を運んでいただけるきっかけを作ることができます。そのためにも、作品のテーマを明確化し、自身の強みを生かしたDM作成を行うことが大切です。
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この記事を書いた人
ライン編集部
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