フライヤー・チラシの作り方|初心者向け手順やコツを詳しくを紹介
「フライヤーの正しい作り方を知りたい」「効果が出るフライヤーの違いを知りたい」と考えている人も多いのではないでしょうか?
フライヤーを作成する際には「なぜそれをするのか?」を理解しておかなければいけません。会社によって、商品やサービスは多種多様なため、自社に最も良い方法で試行錯誤するのが一番の近道です。
今回は、フライヤー作りの手順やフライヤー作りにおすすめのアプリ・サービスを解説します。この記事を参考にして、集客効果の高いフライヤーを作成しましょう。
目次
フライヤー作りの手順
フライヤーを作る際におすすめの手順は、下記の通りです。
- 手順①フライヤーの企画
- 手順②フライヤー作りの準備
- 手順③フライヤーの制作
- 手順④フライヤーを印刷する
フライヤーを作成する際には、いきなり作り始めてはいけません。いきなり制作に取り掛かってしまうと、途中で方向性に迷ってしまうことが多いです。
まずは、フライヤーを作る目的やターゲットなどを明確にしましょう。企画から作成を始めることで、効果的かつ効率的なフライヤーが作成しやすくなります。
フライヤー作りの手順を事前に確認し、正しい方法で目的を達成できるフライヤーを作成することが大切です。
手順①フライヤーの企画
フライヤーを作成する際には、企画から始めることが重要です。企画の中でも最も大切な部分は、下記の2つです。
- フライヤーを作る目的を決める
- ターゲットを明確にする
上記2つが不明確なままだと、フライヤーによって何を伝えたいのかがわからなくなってしまいます。以下、1つずつ詳しく解説ていきます。
フライヤーを作る目的を決める
フライヤーの企画段階では、フライヤーを作成する目的を決めましょう。目的を決める理由は、内容を具体化し訴求ポイントを明確にするためです。訴求ポイントが明確でなければ、ユーザーの興味を惹けません。
例えば、インターネットではなく直接店舗への来店を目的とした携帯ショップの場合、「来店でフライヤーを提示すると3割引」というオファーを付けると、ユーザーは「ネット予約よりもお得に契約できる」と感じ、来店数を増やせるでしょう。
このように、目的を明確にすれば集客効果の高いフライヤーを作成しやすくなります。
ターゲットを明確にする
フライヤーの企画を考える際には、ターゲットも明確にしましょう。ターゲットを明確にすることで、より伝わりやすいチラシを作ることができます。
例えば、高齢者層をターゲットとする際に、若者言葉や流行している言葉を使用しても伝わりづらい場合があります。ターゲットを絞ることは、言葉遣いや色、デザインなどを考える際にも役立ちます。
また、ターゲット設定をする際には「5W1H」の考え方を用いましょう。 5W1Hとは、下記の通りです。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰が)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
自社の商品やサービスを上記に当てはめることで「どのようなターゲットに訴求するべきか」を明確にしやすくなります。
手順②フライヤー作りの準備
フライヤーの企画を考えることができたら、フライヤーを作成するための準備をしましょう。フライヤー作りの準備としてやるべきことは、下記の3つです。
- フライヤーに入れる情報を整理する
- レイアウトを決める
- 使うテンプレートや写真を確保する
フライヤーの企画を考えても、まだ作成し始めてはいけません。フライヤー作成のための準備が不充分だと、納期通りに仕事が進まず、全体のスケジュールにも影響がでてしまうでしょう。
フライヤーを作成するための準備を徹底的にすることが、効果的かつ効率的なフライヤーの作り方のポイントです。
フライヤーに入れる情報を整理する
フライヤーに入れる情報を整理しておくことで、フライヤー作成の際に盛り込むべき情報を判断しやすくなります。情報収集は大切ですが、適切な情報の取捨選択ができなければ、手間がかかるだけでなく、間違った情報を記載してしまうかもしれません。
情報を整理する際には、下記の4つを事前に整理しておくのがおすすめです。
- 営業時間
- 店舗
- 周辺地図
- 連絡先
上記4つの情報を整理しておけば、ユーザーが次の行動へ移りやすくなります。反対に、上記4つが整理されていないと、興味を持ったユーザーでも、行動までのハードルが上がってしまうでしょう。
また、フライヤーの内容によっては、他の情報を追加・削除することで、訴求ポイントを正確に伝えやすくなります。
レイアウトを決める
フライヤー作りの準備では、フライヤーのレイアウトを決めることが大切です。フライヤーのレイアウトを決める際には、下記のポイントを意識しましょう。
- キャッチコピーやタイトルがわかりやすい部分に入っているか
- 画像やイラストでわかりやすく説明されているか
- 会社の基本的な情報が記載されているか
上記ポイントを意識してレイアウトを作成すれば、ユーザーにわかりやすいフライヤーを作りやすくなります。レイアウトを決める際には、ラフレイアウトを作成するのもおすすめです。
ラフレイアウトを作成しておくことで、実際のレイアウトに画像やイラスト、情報を当てはめた際に大きな変更が必要なくなります。準備に時間はかかりますが、全体のスケジュールがスムーズに進みやすくなるためおすすめです。
写真やイラストを確保する
フライヤーに使用する写真やイラストは、事前に準備しておきましょう。一般的に、フライヤー作成で必要となる写真やイラストは、下記の3つです。
- アイキャッチになるメインの写真
- 情報をわかりやすくするためのイラスト
- 実際の商品やサービスの写真
写真やイラストを使用することで、文字だけのフライヤーよりも視覚的な印象が与えやすくなります。文字だけのフライヤーだと「読む気にならない」と感じるユーザーもいるため、そのまま捨てられてしまう可能性があります。
手順③フライヤーの制作
企画を作成し、フライヤー作りの準備が整ったら、実際に制作してみましょう。フライヤーの制作では、どのようなソフトでフライヤーを作成するのかが重要です。
- Illustrator
- Word
- Excel
- PowerPoint
一般的には、上記のソフトを使用して作成されることが多いです。しかし、温かみや親近感を持ってもらいたい商品やサービスなら、あえて手書きで作成してみましょう。時間や手間はかかりますが、自社のブランディングをしやすくなります。
また、パソコンソフトだけでなく、スマートフォン向けのアプリもあります。スマートフォン向けアプリなら、パソコン操作が苦手な人も簡単に作成できるためおすすめです。
手順④フライヤーを印刷する
フライヤーの制作が終了したら、実際に印刷してみましょう。フライヤーの印刷では、枚数によって印刷方法やコストが異なります。枚数によって異なる印刷方法の目安は、下記の通りです。
- 1〜100枚程度:自宅、企業での印刷で対応可能
- 100枚以上:印刷業者に依頼
100枚程度なら手間もかからず、自宅や企業で印刷した方がメリットが多いです。しかし、枚数が多くなると印刷業者に依頼した方が、簡単かつコストを押さえられるため、状況によって印刷方法を判断しましょう。
フライヤー作りにおすすめのアプリ・サービス3選
フライヤー作りにおすすめのアプリ・サービスは、下記の3つです。
- Canva:豊富なテンプレートが魅力
- Adobe:デザイン性が高い
- FotoJet:オンラインでも共有可能
Canva:豊富なテンプレートが魅力
Canvaには、豊富なテンプレートがあり、100万点以上の写真やイラストが使用できます。パソコンだけでなく、スマートフォンでも利用できるのが特徴です。写真や文字を入れ替えるだけで、簡単にフライヤーが作成できます。
また、会員登録をすれば誰でも無料で利用できるため、フライヤー作成にかかるコスト削減にも繋がります。
スマートフォンで作りたい人やデザインにこだわりたい人などは、Canvaを利用して、フライヤーを作成してみましょう。
Adobe:デザイン性が高い
Adobeが提供している「Adobe Express」は、チラシやフライヤー作りを一括してできるサービスです。Adobeを利用するには、月額利用料を支払う必要があります。有料となる分、様々な機能が豊富であり、細かい部分までこだわれます。
テンプレート数はCanvaより少ないですが、色や状況で検索できるため、求めるテンプレートを探しやすいのがメリットです。
また、Adobeのコンプリートプランを契約すれば、PhotoshopやIllustratorなども利用できます。こだわったチラシやフライヤーを作成するなら、Adobeの「Adobe Express」がおすすめです。
FotoJet:オンラインでも共有可能
FotoJetとは、インターネット上で簡単にフライヤー作成ができるサイトです。会員登録をしなくても使用できるため、無駄な手間を避けられます。FotoJetの特徴は、下記の通りです。
- 会員登録不要で作成可能
- 写真のコラージュもできる
- 直感的に作業ができる
また、FotoJetで作成したデザインは、オンライン上で共有することも可能です。直感的な作業も可能なため、手軽に作りたい人やチラシをオンラインで配信したい人などは利用をおすすめします。
作り方やコツを押さえて集客につながるフライヤー作成を
フライヤーの作り方やコツを事前に理解しているかどうかで、フライヤーの反応率が大幅に変わります。反対に、作り方やコツを理解していなければ、ユーザーの興味を惹けないフライヤーになってしまい、集客効果は期待できません。
これからフライヤーを作成する人だけでなく、すでに使用していて効果に納得がいっていない人も、今回の内容をぜひ参考にしてみてください。
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この記事を書いた人
ライン編集部
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