ポスティングを効率的に行うコツや注意点を解説!
ポスティングは、チラシをポストに投函する比較的取り組みやすい広告宣伝方法になりますが、ただやみくもに枚数を投函していけば良いわけではありません。費用をかけずにより高い反響率を得るためにはおさえておきたいポイントがいくつかあります。
そこで今回は、ポスティングを効率的に行う方法と注意点について解説していきます。ポスティングを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポスティングを効率的に行う4つのコツ
より高い反響率を得るポスティングを実現させるためには、効率よく配布を行うための戦略と実際の配布方法が重要になります。
以下は、効率の良いポスティング方法として4つのコツをご紹介します。
- 見てもらいやすい時間帯にポスティングを行う
- 効果が出やすい曜日にポスティングを行う
- 地図を把握して集客率が高いエリアを中心にポスティングを行う
- 効率的なチラシの入れ方を実践する
ポスティングのコツ①見てもらいやすい時間帯にポスティングを行う
宣伝したいターゲット層によって、チラシを見てもらいやすい時間帯は異なります。チラシに目を留めてもらえる可能性が高い時間帯に合わせてポスティングを行えば、より高い反響が期待できますのでポスティングを行う前に必ず求めるターゲット層を明確にしましょう。特に帰宅したタイミングでポストを開ける方が多い傾向にあるため、ターゲット層の帰宅時間帯を予測してポスティングを行ってみるのもおすすめです。
また、新聞が投函される時間帯にポスティングを行うと、新聞折込広告に紛れてしまう可能性がありますので、朝刊と夕刊が届く時間帯を避けると効果的な場合があります。
ポスティングのコツ②効果が出やすい曜日にポスティングを行う
業種によってはポスティングを実施する曜日で反響率が変わる場合があります。たとえば、塾の受講生を増やすためにチラシを配布するときは、新しいことを始める気持ちになりやすいと考えられる週初めでの実施がおすすめですが、不動産販売などのチラシは家族団欒の時間が多いと思われる週末に反響が見込める場合があります。新聞折込広告をみると各業種が投函する曜日の傾向が分かるのでポスティングを実施する前に確認してみましょう。
また、自社のチラシを目立たせるためにあえてライバルである同業種がポスティングを行う傾向のある曜日を避けるのも一つの方法です。
ポスティングのコツ③地図を把握して集客率が高いエリアを中心にポスティングを行う
自社のチラシに興味をもってくれそうなターゲットを絞り出し、その層が多いと思われるエリアを選定してポスティングを行えば効率的に高い反響を得ることが期待できます。
たとえば店舗集客目的のポスティングを行う際には、店舗周辺地域への配布はもちろんですが、これまでのお客様がどのようなルートを使って来店してくれたのかを把握することができれば、さらに広いエリアへの効果的なポスティングが可能になります。
無店舗型の場合は、「ファミリー層が多い」「賃貸物件が多い」などその地域の特性を把握することができれば、ターゲットに合ったエリアを選定することができます。
ポスティングのコツ④効率的なチラシの入れ方を実践する
チラシをポストに素早く投函することができれば、短時間で多くのチラシの配布が可能となるため効率があがります。そのためには、滑り止めのついた軍手や指サックなどを使用すると、チラシを1枚ずつ素早く取り分けることができるのでおすすめです。また、チラシは片手で運びやすい分を持ちながら投函を行うと、集合住宅など多くのポストが並んでいる場合には姿勢を変えずにそのまま連続してポストに投函していくことが可能です。配布エリアによっては、一軒一軒の間隔が広い場所がありますので、自転車やバイクを移動手段に用いると配布スピードがあがる場合があります。
目的によってポスティング先のおすすめは異なる
ポスティングを行う住居にはマンションなどの集合住宅と戸建て住宅がありますが、どちらに配布すると効率的でしょうか。実は、ポスティングの目的によって配布先のおすすめは変わってきます。
以下ではそれぞれの特徴をまとめていますので、比較しながらより目的に合ったポスティング先を選定するようにしましょう。
チラシを早くポスティングするならマンションがおすすめ
マンションなどの集合住宅では一般的に郵便ポストがまとまって並んでいるため、多くのチラシを短時間で配布することができます。ただし、こういった集合住宅ではポスト付近に不要なチラシを捨てられるようゴミ箱を設置していることがあり、その場で見ずに捨てられてしまう可能性があります。
量より質を重要視するならマンションより一戸建てがおすすめ
戸建てはマンションなどの集合住宅とは違い、一軒一軒離れたポストにチラシを投函していかなければならないためポスティング自体はマンションよりも時間を要します。ただし、マンションで見られるようなゴミ箱の設置はほとんどないため、郵便受けから取り出したチラシは自宅の中に持って入ってもらえます。そのためマンションに比べてチラシの配布が行えなかった場合でも、目に留めてもらえる可能性は高くなります。
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ポスティングでやってはいけないこと
ポスティングを行う際は、住民への迷惑行為にならないよう細心の注意を払う必要があります。万一ルールを守らずクレームが発生した場合には、配布した企業のイメージ自体が悪くなってしまいかねません。折角ポスティングで宣伝を行ったとしても良い効果を得ることが難しくなりますので、必ずポスティングを行う際には以下の注意点を確認するようにしましょう。
- 投函禁止の場所には投函しない
- 立ち入り禁止区域には無断で立ち入らない
- 同じ住宅への重複投函を行わない
- チラシを無理矢理ポストに投函しない
- 早朝や深夜の時間帯での投函はしない
投函禁止の場所には投函しない
マンションなどの集合住宅のポスト付近や一戸建てのポストに「チラシお断り」と書かれた張り紙やステッカーが貼ってあることがあります。この場合、無断でチラシを投函するとマナー違反になります。中には罰金を請求するという記載がみられる場合もありますので、重大なクレームに発展しないよう注意をしながら配布を行うようにしましょう。どうしてもチラシを投函したい場合には、マンションの管理人や居住する方に直接許可をもらってください。
立ち入り禁止区域には無断で立ち入らない
マンションなどの集合住宅には、入口付近に「立ち入り禁止」と記載されていることがあります。この場合、そのまま中に入ってしまうと不法侵入になってしまいます。また記載がなかったとしても管理人が在中しているマンションでは必ず管理人の許可を取ってから中に入るようにしてください。一戸建てでも明らかにポストの位置が敷地内に立ち入ってしまう場所にあるときは、居住する方に直接許可を取るようにしてください。住居侵入罪とみなされると警察沙汰になってしまうケースもあります。
同じ住宅への重複投函を行わない
チラシを何度も同じポストに投函してしまわないよう配布の際には十分注意をしてください。重複投函は、チラシが重なった状態のまま気づかずに投函してしまうケースや、複数の配布員が誤って同じポストに投函してしまう場合などに発生します。何度も同じチラシが投函されると、受け取った方にとっては迷惑になってしまいます。また企業のイメージダウンにもなりかねませんし、せっかくのチラシを同じポストに投函してしまっては反響率に大きな影響が出てしまうかもしれません。
このような重複投函を予防する対策としては、滑り止めつきの軍手や指サックを使用するとチラシを一枚ずつ取りやすくなるためチラシの重なりを防ぐことができます。また、配布をする担当エリアを地図でしっかり確認し、マーカーペンなどで色をつけながら都度配布状況をチェックしておくことが大切です。
チラシを無理矢理ポストに投函しない
入れる前からすでに投函物でいっぱいのポストもあります。それでも構わずチラシを投函しようとすると、ポストの中のものも含めてチラシがぐしゃぐしゃになってしまいます。受け取る方に不快感を与えてしまいますので、無理に投函しないようにしましょう。また、チラシがポストからはみ出している状態で投函を行うと、悪天候の際にチラシが濡れてしまうこともありクレームになる可能性があります。スピードはもちろん大事ですが、配布は丁寧に行うよう心がけてください。
早朝や深夜の時間帯での投函はしない
早朝や深夜の時間帯は人目が少ないため配布を行いやすいかもしれませんが、不審者と間違われて通報されてしまうケースもありますので行わないようにしましょう。一般的にポスティングをする時間帯は、午前9時頃から午後6時頃までの間と言われています。
ポスティングのコツを意識して反響率を高めよう
ポスティングで高い反響率を得るためには効率のよいポスティングを行うことが大切です。そのためには自社のターゲットやエリアを分析し、より反響の出るタイミングや適切な方法で配布を行っていく必要があります。またイメージダウンに繋がらないよう、チラシはルールを守って丁寧に配布し、受け取った方への配慮も忘れないように心がけましょう。丁寧に宣伝を続けていけばより反響率の高いポスティングを実現することができるはずです。
自社での対応が難しい場合は、プロのポスティング会社に依頼することもひとつの方法です。プロのポスティング会社では、過去の実績から膨大なノウハウを持ち合わせているため、効率よくポスティングの手配が可能です。また、万一クレームが発生した際にも適切に対応してくれますので、安心して任せることができます。
株式会社ラインでは、エリアのご提案から配布のご手配はもちろん、過去の実績を生かしたチラシの制作や印刷、配布後のレポート管理や結果分析まで、全ての業務をお任せいただけます。より反響率の高いポスティングを実施したいとお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
ライン編集部
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